「なぜ0になる?」変域の求め方でつまずく理由とテスト満点攻略法

「なぜ0になる?」変域の求め方でつまずく理由とテスト満点攻略法

「なぜ0になる?」変域の求め方でつまずく理由とテスト満点攻略法とはどのようなものなのか? 詳しい意味を丁寧に紐解いて紹介します。

高校入試や中3数学の定期テストで頻出かつ最大の関門となるのが、放物線(y = ax²)の変域です。ここで頻発する疑問が「なぜ突然0が現れるのか」という点です。

答えは極めて明快で、放物線の頂点が原点(0, 0)にあり、グラフの山または谷の折り返し地点になっているからです。例えば y = x² において、xの変域が「-2 ≦ x ≦ 3」の場合を考えてみます。xはマイナスからプラスへと変化しており、その途中で必ず「0」を通過します。これを「0をまたぐ」と呼びます。

y = x² のグラフを描くと、原点(0, 0)が最も低い谷底になります。xが-2のときyは4、xが3のときyは9ですが、グラフ全体の最も低い場所はxが0のときの「y = 0」です。したがって、最大値は9、最小値は0となり、yの変域は「0 ≦ y ≦ 9」が正解となります。端点である-2を代入して「4 ≦ y ≦ 9」と答えてしまうミスが後を絶たないのは、この谷底の存在を見落としているからです。

a < 0(上に凸の放物線)の場合も理屈は同じです。原点が最も高い山の頂上になるため、0をまたぐときは最大値が必ず0になり、最小値は原点から横に最も離れた端点の値になります。「端点同士の比較」ではなく、「原点を含んでいるかどうか」を真っ先に判定することが、二次関数の変域問題を解く鉄則です。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。