SNSや美容系口コミコミュニティでは、「ミルクティーグレージュは色落ち後が最も汚い」「ブリーチなしだとただの赤茶色になる」といった辛辣な投稿が散見されます。しかし、現役のトップカラーリストへの取材やサロン実態データを精査すると、そうした悪評の多くは施術前のベース作りミスと誤ったセルフケアに起因していることが浮き彫りになります。
大手サロンの追跡調査によると、適切なアンダーベース(明度16レベル以上の均一なブリーチ)を作った上で染めた利用者の約84%が「色落ち後の評判が良い」「抜けていく過程を周囲に褒められた」と回答しています。黄色く濁って不評を買うケースの9割以上は、ブリーチの抜けが中途半端な状態で無理にグレーを被せ、残留したオレンジみと打ち消し合えなかった事例です。
また、「ブリーチなしではグレージュにならない」という俗説も過去のものです。近年の高明度アルカリカラー剤やプレックス系トリートメントの進化により、ブリーチを使わずに徐々に髪をトーンアップさせながら赤みを削る「ダブルプロセス」を採用すれば、ダメージを回避しながら透明感溢れるミルクティーグレージュを楽しむことが十分可能です。