Q1:クレンジングミルクやジェルでも乳化は必要ですか?
A1:製品の処方によって異なります。油分を多く含むクレンジングミルクや油性ジェルは、オイルと同様に乳化を行うことで劇的に洗い流しやすくなり、肌への油分残留を防げます。一方で、水分を主体としたリキッドタイプや水性ジェル(オイルフリー)は、最初から水と親和性が高いため乳化の工程を挟む必要はありません。製品説明書に「水またはぬるま湯で洗い流す」と記載されている油性基剤のものは、基本的に乳化を行うのがベストです。
Q2:乳化にかける時間は何秒くらいがベストですか?
A2:顔全体で10秒〜15秒程度が理想的です。指先に水をつけて小鼻や額、頬をクルクルとなじませ、白濁して指先の感触がフワッと軽くなったらその瞬間に乳化は完了しています。毛穴の汚れを落とそうと1分も2分も肌の上で乳化させ続けると、汚れを巻き込んだオイルが再付着するだけでなく、角層を痛めて重度の乾燥を引き起こすため注意してください。
Q3:乳化を正しく行っても角栓が残る場合、どうすればいいですか?
A3:角栓の約70%は油分ではなく「タンパク質」で構成されています。クレンジングの乳化によって溶かし出せるのは油分部分のみであるため、長年蓄積してカチカチに硬化したタンパク質は一度のクレンジングでは落ちきりません。無理に押し出そうとせず、酵素洗顔パウダーやクエン酸・サリチル酸配合の角質ケアを週1〜2回併用し、徐々にタンパク質を分解しながら、毎日の丁寧な乳化クレンジングで維持していくアプローチが最も安全です。