食事とアメニティのクオリティは、滞在満足度を決定づける中核要素です。花伝抄の夕食処「北山遊水」で提供されるディナーは、伝統的な会席料理の堅苦しさと、ビュッフェの慌ただしさの双方を解消する独自のハイブリッド形式を採用しています。
席に着くと、旬の食材を用いた前菜や先附、造り、温物などが整然とサーブされます。その上で、卓上のオーダーシートを用いて「揚げたての天ぷら(海老、穴子、旬野菜など十数種)」や「京都ならではのおばんざい各種」を好きなだけ追加注文できるシステムです。注文後に職人が揚げる天ぷらは衣が軽く、熱々の状態で席まで運ばれます。さらに、生ビールや地酒、ワイン、ソフトドリンク類が70分〜90分のフリーフロー(飲み放題)としてプランに含まれているケースが基本となっており、食事中の追加伝票を気にするストレスから解放されます。
館内アメニティも隙がありません。1階ロビーの「浴衣処」では、色とりどりの女性用・男性用色浴衣や帯を好みに応じて自由に選択可能です。部屋タイプは、町屋の風情を再現した「京町屋風呂付客室」や、畳にローベッドを配した「京モダン室」など多彩ですが、カップルや夫婦での滞在ならコンパクトながら機能美に優れたツイン仕様の京モダン室が、居住性とコストのバランス面で最も推奨されます。
湯上がり処には、午後から夕方にかけてのアイスキャンディー、朝時間帯の乳酸菌飲料が無料で用意されています。そして22時前後から食事処で振る舞われる名物「夜鳴きそば」は、あっさりとした特製醤油ラーメンで、夕食を堪能した後でも不思議と胃に収まる一杯として宿泊客の夜の楽しみとなっています。