なぜタイタンは阿佐ヶ谷なのか?爆笑問題と太田光代が築いた聖地の今

なぜタイタンは阿佐ヶ谷なのか?爆笑問題と太田光代が築いた聖地の今

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芸能プロダクションがオフィスを置く立地には、各社の思想とビジネスモデルが鮮明に反映されている。都心の主要事務所とタイタンの経営パラメーターを比較検証してみよう。

項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価本社所在地東京都杉並区阿佐谷南港区(赤坂・六本木)、渋谷区、新宿区都心集中型から離れた独自のポジショニングを確立オフィス坪単価(推定比)阿佐ヶ谷エリア:坪約1.5万〜2.5万円港区主要部:坪約3.5万〜5.5万円固定費を低く抑え、タレント育成や制作へ資本を再投資可能主要所属芸人の陣容爆笑問題、ウエストランド、キュウ、脳みそ夫、まんじゅう大帝国など数百名〜数千名規模のピラミッド型組織少数精鋭で経営陣と芸人の距離が極めて近い「顔が見える組織」ライブ発信の仕組み隔月「タイタンライブ」を全国TOHOシネマズで生中継常設直営劇場での連日公演スタイルが主流阿佐ヶ谷を制作拠点にしつつ、流通はデジタルシネマで全国同時展開

データを見ても明らかなように、都心の大手プロダクションが多額の家賃を払い「メディア関係者との夜の付き合い」を前提とした営業を展開するのに対し、タイタンは阿佐ヶ谷という落ち着いた環境で固定費を適正化している。その余力を、2ヶ月に一度開催される「タイタンライブ」のシネマ生中継といった先進的なコンテンツ配信や、質の高いタレントマネジメントへと充てている構図が浮かび上がる。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。