Q1:脳梗塞の前兆テストで、自分で自宅で1分でできる最も確実な方法は?
A1:国際基準である「FAST(ファスト)テスト」の実践が最も確実です。「①鏡を見て思い切り笑顔を作り、顔の左右が歪んでいないか(Face)」「②両腕を手のひらを上にして前に水平に伸ばし、目を開けたまま10秒保てるか(Arm)」「③『ラリルレロ』や短い文章を滑らかに発音できるか(Speech)」の3点を確認してください。どれか1つでも異常があれば、その時刻を記録し(Time)、直ちに119番通報を行ってください。
Q2:症状が数分で消えて元に戻った場合でも、救急車を呼んでいいですか?
A2:はい、躊躇せず救急要請をしてください。短時間で症状が消失するのは「一過性脳虚血発作(TIA)」の典型例であり、48時間以内に本格的で重篤な脳梗塞を発症する確率が極めて高い状態です。症状が消えたからといって安心せず、通報時に「一時的に手足の麻痺やろれつ障害があったが、今は軽快している」と救急指令員に正確に伝えることで、適切な専門医療機関へ緊急搬送されます。
Q3:脳梗塞の前兆は何日前に現れることが多いですか?
A3:前兆(TIA)が現れてから本格発症に至るまでの期間は人それぞれですが、医学的統計では「発症の数時間前〜48時間以内」が最も危険なピークです。全体の約半数は前兆から2日以内に発症し、その後も数週間から90日以内にわたり発症リスクが高い状態が継続します。数日前に起きた一瞬のしびれや言葉の引っ掛かりを放置せず、気づいた時点ですみやかに受診することが不可欠です。