彼女のパブリックイメージを決定づけたのが、1983年にリリースされた代表曲『夏色のナンシー』と、それに連動した資生堂CM(スキンケア・サンケア関連)への出演でした。「恋かな、Yes! 恋じゃない、Yes!」のキャッチーなフレーズとともに画面いっぱいに広がったのは、真っ赤なビキニを身にまとい、ハワイの海を背景に弾ける彼女の笑顔でした。
当時、日本のアイドルグラビアといえば色白の可憐さが主流でしたが、彼女が提示した小麦色のビキニスタイルは鮮烈なパラダイムシフトを起こしました。完璧なプロポーションと健康的で引き締まったレッグラインは、男性ファンのみならず同世代の女性たちからも「憧れのスタイリッシュな身体」として絶大な支持を獲得したのです。