南極観測船ふじの壮絶な歴史と今|名古屋港での船内見学を徹底解説

南極観測船ふじの壮絶な歴史と今|名古屋港での船内見学を徹底解説

南極観測船ふじの壮絶な歴史と今|名古屋港での船内見学を徹底解説の全体像を分かりやすくまとめてご紹介します。

南極観測船ふじは、初代観測船「宗谷」の老朽化と輸送能力の限界を受けて建造された、日本初の本格的砕氷艦(海上自衛隊の艦船番号:AGB-5001)です。1962年に一時閉鎖を余儀なくされていた昭和基地を再開させ、継続的な科学観測体制を整える国家プロジェクトの要として誕生しました。

船体には最大1.5メートルの定着氷を連続して割り進む能力が備わり、さらに大型輸送ヘリコプターを3機搭載できる格納庫と飛行甲板を完備。氷海で船が前進できなくなっても空輸によって物資を基地へ届ける体制が整ったことで、昭和基地の通年観測を確固たるものにした功績は極めて大きな意味を持っています。

全18回に及ぶ航海で運んだ物資は数千トン、輸送した隊員数は約800人に達し、日本における極地科学の発展を根底から支え続けました。

石川 優花
著者

石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。