1965年6月11日生まれの沢口靖子は、1980年代後半から1990年代にかけて数多くのドラマや映画で主演・主要キャストを務めました。大河ドラマ『独眼竜政宗』(1987年)や『太平記』(1991年)、『秀吉』(1996年・おね役)など、NHKの大型時代劇でも品格ある演技を披露しています。
そして1999年、彼女のキャリアを決定づけるライフワークとなる作品に出演します。それがテレビ朝日系列のサスペンスドラマ『科捜研の女』です。京都府警科学捜査研究所の法医研究員・榊マリコ役を演じ、若い頃のフレッシュな熱血ぶりから、経験を重ねて円熟味を増したスペシャリストの姿までを四半世紀以上にわたって演じ続けています。
ひとつの役柄を25年以上演じ続けながら、常に高い支持と安定した視聴率を獲得している実績は、日本のテレビ史においても極めて稀有な偉業です。