八重垣神社の代名詞ともいえるのが、本殿後方の佐久佐女の森にひっそりと佇む「鏡の池」で行う八重垣神社 鏡の池 占いです。かつてスサノオがヤマタノオロチを退治する際、稲田姫を森の大杉の周囲に八重の垣根を造って隠し、姫がこの池の水を鏡代わりにして姿を映したという神話に由来しています。
授与所で授かる薄い「占い用紙(1枚100円)」を池の水面に静かに浮かべ、その中央に硬貨を1枚そっと乗せます。すると、水を含んだ和紙から神様からの託宣(メッセージ)がじわりと浮かび上がり、やがて水底へと沈んでいきます。この「沈むスピード」と「移動した距離」によって、良縁の行方を占います。
ネット上やSNSでは「八重垣神社 占い 当たる 怖い」という口コミが散見されます。参拝者の手記や体験談を精査すると、「3分で足元に沈んだ半年後に同僚から告白された」「40分間沈まず遠くに流れた後、3年後に海外勤務先で結婚相手に出会った」といった、驚くほど符合した実例が多数寄せられています。
また、池には神の使いとされるイモリ(アカハライモリ)が生息しており、浮かべた和紙をイモリが横切ったり乗ったりすると「極めて強い良縁の兆し(大吉兆)」とされています。イモリを見かけたら吉兆のサインと捉えてよいでしょう。
【10円玉 vs 100円玉】乗せる硬貨で結果は操作できるのか?
参拝者の間で頻繁に議論されるのが、「八重垣神社 鏡の池 100円 10円のどちらを乗せるべきか」という疑問です。物理的な重量を比較すると、現行の日本の硬貨は以下の通りです。
- 10円硬貨(青銅):4.5g
- 100円硬貨(白銅):4.8g
- 5円硬貨(黄銅):3.75g
「早く沈めたいから少しでも重い100円玉を乗せる」という参拝者もいますが、神社側の案内では「10円玉または100円玉、あるいはご縁に通じる5円玉」とされており、どの硬貨を使っても神事としての効力に差はありません。重さわずか0.3gの差よりも、用紙に水が浸透する表面張力と池の湧水環境、そして何より参拝者自身の誠心こそが重要です。作為的に結果を急ぐのではなく、直感で選んだ硬貨を静かに奉納することが本来の作法です。