ネコとタチの決定的な違いは、ベッド上での身体的な役割と、対人関係における主導権のバランスにあります。ただし、アニメやマンガのBL(ボーイズラブ)文化で使われる「攻め」と「受け」の概念と混同されやすいため、その違いを整理しておく必要があります。
BLにおける「攻め・受け」は、物語のキャラクター造形や関係性のダイナミクスを強調するフィクション発祥の用語です。対して、実生活におけるネコとタチは、個人の身体的な好みや快感の得方、パートナーとの合意形成に基づくリアルなライフスタイルの選択肢です。
さらに重要なのが、「リバ(リバーシブルの略)」という存在です。リバとは、相手やシチュエーション、その日の気分によってタチにもネコにもなれる人を指します。実態として、完全にタチやネコに固定されている人ばかりではなく、「どちらも楽しめる」「相手に合わせて柔軟に変える」という柔軟なスタンスを持つ人々がコミュニティ内で非常に大きな割合を占めています。