パークサイドダイナーを語る上で外せない二大看板メニューが、伝統のパンケーキと帝国ホテル特製カレーです。これらは単なるカフェメニューの枠を超え、日本の洋食文化を牽引してきた歴史そのものと言えます。
黄金色に美しく均一に焼き上げられた「インペリアルパンケーキ」は、1953年に日本初のホテル内コーヒーショップとしてオープンした時代からのレシピを受け継ぐ傑作です。アルミホイルを被せてじっくりと熱を通す伝統の製法により、表面はきめ細かくしっとり、内側はふんわりとした絶妙な口当たりを実現。添えられたホイップバターとメイプルシロップが、生地本来の優しい甘みを極限まで引き立てます。
もう一つの名物である「帝国ホテル特製野菜カレー」や「ビーフカレー」は、長時間かけて丹念に煮込まれたブイヨンとスパイスの調和が際立つ一皿。野菜の甘みと奥深いコクが溶け合い、一口ごとにホテルクオリティの重厚感を味わえます。辛さの角が立たず、老若男女問わず愛される上品な仕立ては、ダイナーの真骨頂です。