部屋の広さとは、単なる物理的スペックだけでは決まらない。視覚心理学を応用した配色と照明のコントロールが、4.5畳の体感面積を決定づける。
壁紙や大型家具の基調色には、光を反射して奥行きを感じさせるオフホワイトや膨張色のライトグレー、明るいオーク材を徹底するのが鉄則だ。黒やダークブラウンといった重厚なトーンは視線を遮断し、空間を狭く見せる要因となる。さらに、天井に向けて光を照射するアッパーライトや間接照明を仕込むことで、天井高を高く錯覚させる演出が効果を発揮する。奥の壁1面だけにペールブルーなどの後退色を配置するアクセントクロス手法も、奥行き感を創出するプロの定番ワザだ。