全国から有望株が集結する中で、どのような経歴を持つ選手たちが名門の扉を叩いているのでしょうか。流経大柏サッカー部 セレクションの実態と入部ルートには、大きく分けて3つの主要ルートが存在します。
第1は、Jリーグクラブのジュニアユース出身者です。柏レイソル、ジェフユナイテッド市原・千葉、鹿島アントラーズ、FC東京などの下部組織で育ちながらもユース昇格を見送られたタレントや、高校サッカー独特の熱狂と観衆の中で勝負したいとあえて高校進学を選択した実力派たちが集結します。彼らは中学生年代ですでに高い基礎技術と戦術眼を培っており、1年次から主力争いに加わることが珍しくありません。
第2は、各地の有力街クラブおよび流経大柏サッカー部 出身中学の有力選手たちです。千葉県内はもとより、茨城、埼玉、東京、さらには北海道や関西地方の中学校・強豪クラブチームからスカウトの目に留まった選手が特待生や推薦枠で入学します。クラブ創設時から続くネットワークにより、地方の「まだ無名だが並外れた心肺機能やスプリント力を持つ原石」を発掘して育てる眼力には定評があります。
第3が、中学生を対象に夏期に実施される練習会・セレクションです。一般入試での入学後にサッカー部の門を叩く生徒も存在しますが、トップチームで公式戦に出場するためには、セレクションを通じてサッカー部関係者から高い評価を得ておくことが事実上の前提条件となります。近年は少子化が進む一方で同校への応募熱は衰えず、セレクションの実質的な競争率は極めて狭き門となっています。