一般的なサウナが約80〜100℃の乾いた高温気流で体を外側から炙るのに対し、嵐の湯の「薬石浴」は全く異なるアプローチを取っています。床一面に敷き詰められているのは、厳選された15種類もの天然鉱石(薬石)です。これらに地下から汲み上げたミネラル温泉水を掛け流し、床下から熱を加えることで、室内は室温約45℃、湿度80%以上という熱帯雨林のような濃厚なミネラル充填空間へと変化します。
この環境がもたらす最大の恩恵が、汗腺ではなく「皮脂腺」からの発汗です。日常生活の運動や入浴でかく汗の多くは汗腺から分泌され、その成分のほとんどは水分と微量の塩分に過ぎません。一方、薬石から放射される強力な遠赤外線とマイナスイオンによって体内深部温度が約1〜2℃上昇すると、皮脂腺が開口します。これにより、体内に蓄積した重金属類やダイオキシン、老廃物が皮脂とともに体外へ押し流されます。
息苦しさを感じさせない高湿度環境であるため、サウナ特有の心拍数の急上昇や喉・鼻の粘膜への刺激が苦手な方でも、無理なく10〜15分間の滞在が可能です。入浴後は肌のターンオーバーが促進され、「化粧水の浸透が見違える」「翌朝まで足先がポカポカと温かい」という生体反応を実感する利用者が後を絶ちません。