畳の張替え現場で実際に選ばれている畳縁のカラーデータを集計したところ、従来の「緑系・古典柄」から「無地・くすみカラー」への完全なシフトが確認できました。いま最も支持されている人気色TOP5を紹介します。
第1位:ライトグレー・グレージュ系(無地)
堂々の1位を獲得したのは、明るめのグレーやグレージュです。北欧家具や淡いオーク材のフローリングと絶妙に調和し、リビングの一角にある小上がり和室でも違和感なく溶け込みます。モダンな空間を作りたい層から約4割近い圧倒的な支持を集めています。
第2位:オリーブ・萌黄色(畳表との同系色無地)
い草や和紙畳の緑色に極限まで近づけた同色系無地畳縁が第2位です。後述する「空間を広く見せる効果」が非常に高く、すっきりとしたミニマルな空間を好む層や、賃貸物件のバリューアップリノベーションで選ばれています。
第3位:チャコールブラック・墨色
黒・ダーク系畳縁のインテリアは、空間をピリッと引き締めるアクセントとして根強い人気を誇ります。特に白壁や濃いウォールナット材の建具と相性が良く、旅館のような高級感やシックな大人の隠れ家感を演出する定番カラーです。
第4位:モカベージュ・サンドブラウン
温かみのあるアースカラーで、ナチュラルテイストのインテリアとベストマッチします。畳が経年変化で飴色に焼けてきた際にも色の差が目立ちにくく、長期的な美観を保ちやすい点も選ばれる理由です。
第5位:ネイビー・藍色(幾何学・麻の葉などのモダン柄)
伝統色でありながら現代的な印象を与えるネイビーは、和モダンなアクセントとして優秀です。無地だけでなく、同色のさりげない市松模様や細かな幾何学柄を取り入れることで、個性的な和室に仕上げるケースが増えています。