不器用の正体「目と手の協応」とは?発達への影響と今すぐできる改善法

不器用の正体「目と手の協応」とは?発達への影響と今すぐできる改善法

不器用の正体「目と手の協応」とは?発達への影響と今すぐできる改善法の背景について、最新情報を取りまとめてご紹介します。

専門機関では、子どもの協応動作の状態を客観的に把握するために各種の目と手の協応を測る評価テストが用いられます。代表的なものとして、視覚認知と運動の統合度合いを測定する「Beery VMI(視覚・運動統合発達検査)」や、「フロスティッグ視知覚発達検査(DTVP)」などが挙げられます。

医療機関や療育施設では、作業療法士(OT)がこれらのテストや自由遊びの観察を通じて、目線の動き、姿勢保持の筋力、手指の分離運動(指を1本ずつ独立して動かせるか)を総合的に診断します。

専門機関を受診する前に、家庭内で確認できる簡易チェックリストは以下の通りです。

・スプーンや箸を握るとき、極端に変な力が入っている
・洋服のボタン掛けやファスナーの上げ下げにひどく苦戦する
・ハサミで丸や四角の輪郭線を沿って切ることができない
・飛んできた大きめのボールを両手でキャッチできず、胸で受けてしまう
・迷路遊びをすると、壁の線を何度も突き抜けてしまう
・本を読むときに今どこを読んでいるか見失い、指で追わないと読めない

該当する項目が複数あり、日常生活や園・学校生活に明確な困りごとが生じている場合は、作業療法士が在籍する小児リハビリテーション科や地域の発達支援センターへの相談が推奨されます。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。