SNSや観劇掲示板などで議論が絶えないのが、新国立劇場 中劇場のバルコニー席の評判と、注釈付き指定席として販売される新国立劇場 中劇場の見切れ席の真相です。チケット代が抑えられているケースが多い一方で、実際に座った観客の間では賛否両論が巻き起こっています。
バルコニー席(L列・R列)は左右の壁面に沿ってせり出すように配置されています。現場で鑑賞したファンの生の声を集約すると、「舞台袖近くで演じているキャストの横顔や息遣いが驚くほど間近に迫る」という興奮が語られる一方で、「同サイドの舞台奥で行われている芝居が壁の死角に入り、視界から完全に消える」「体を常に斜めにひねる姿勢になるため、2時間を超える公演では首や腰への負担が大きい」といったリアルな証言が多数寄せられています。
さらに見切れ席として扱われるエリアでは、舞台前面に設置されたスピーカーや照明フレーム、あるいは手すりの支柱が視界の黄金ラインと重なる物理的制約が存在します。演劇やミュージカルにおいて、重要な告白シーンやクライマックスの演技が舞台奥の角で行われた場合、音声だけが聞こえて姿が見えない瞬間が発生します。この「見切れ」の度合いは、演目の舞台セットの高さや奥行きの使い方によって大幅に変動するため、チケット購入時には主催者が発表する注意事項を必ず精査しなければなりません。