対戦環境の第一線で活躍するねこだまし使いは、単に技を持っているだけでなく、高い耐久力やサイクル性能、サポート能力を兼ね備えています。ポケモンスカーレット・バイオレット(SV)における代表的な実力派ポケモンを見ていきましょう。
1. ガオガエン(サイクルと妨害の絶対王者)
歴代のダブルバトル環境を支配し続けるガオガエンは、特性「いかく」による物理耐久補助、「すてゼリフ」「とんぼがえり」によるスムーズな対面操作、そしてねこだましを完璧に両立します。育成論としては、環境の特殊・物理双方のメジャー攻撃を耐える「HDベース」または「HBベース」の調整が主流です。場に出てねこだましで止め、いかくとすてゼリフでデバフを撒いて裏に引き、終盤に再度繰り出してねこだましを叩き込む動きは、対戦におけるひとつの完成形と言えます。
2. テツノカイナ(圧倒的数値と高火力制圧力)
パラドックスポケモンであるテツノカイナは、圧倒的なHPと攻撃種族値を誇ります。特性「クォークチャージ」や「とつげきチョッキ」を持たせることで要塞と化し、高い攻撃力から放たれるねこだましで相手のタスキを割りつつ、次ターンの「ドレインパンチ」や「サンダーダイブ」で相手を粉砕します。トリックルーム構築のアタッカー兼始動サポートとしても極めて高い採用率を記録しています。
3. ポケモンSVにおけるタマゴ技の仕様と習得ルート
多くのプレイヤーが直面する育成上のハードルとして「タマゴ技(遺伝技)」があります。SVでは従来のように複雑な交配を繰り返さずとも、「ものまねハーブ」を持たせてピクニックを開くだけで、横遺伝によって簡単にねこだましを覚えさせることが可能です。ニャオハ系やコノヨザル系など、育成の手間が大幅に短縮されたことで、実戦投入のハードルは格段に下がっています。