ネット上の情報や旅行掲示板で頻繁に見受けられる大きな誤解が、「江崎記念館に行けばポッキーの製造ラインが見られる」という混同です。製造工程を間近で見学できるのは、兵庫県神戸市にある「グリコピア神戸」や埼玉県北本市にある「グリコピア CHIBA」などの体験型工場見学施設です。大阪市西淀川区の江崎記念館は「歴史資料館」であり、菓子の製造ラインは稼働していません。この役割の違いを理解せずに訪れると、期待とのズレが生じることになります。
もう一つの盲点が、現地へのアクセス経路に関する注意点です。最寄り駅はJR神戸線(東海道本線)の「塚本駅」またはJR東西線の「御幣島駅」となりますが、いずれの駅からも徒歩で約15〜20分程度の住宅街・オフィス街を歩く必要があります。
公式案内資料でもアナウンスされている通り、敷地内には一般見学者用の普通車駐車場は確保されておらず、公共交通機関の利用が原則となります。塚本駅または御幣島駅からタクシーを利用するか、市営バス等の路線を事前にリサーチしておくことが、当日のスムーズな移動を実現するための実務的なポイントです。