「今すぐ夕食の小鉢に使いたい」「15分も待っていられない」という場面で重宝するのが、浸透圧と分子運動を利用したもずく塩抜きの時短ワザです。
【裏技:1%の薄い食塩水(呼び塩)を使う方法】
一見矛盾するように思えますが、真水ではなく「水1リットルに対して小さじ1強(約10g)の食塩を溶かした薄い塩水」に浸けることで、急激な細胞破壊を防ぎつつ、もずく内部の濃い塩分をスムーズに外側へ引き出す「呼び塩(迎え塩)」の効果が得られます。この方法を用いれば、通常の浸け置き時間を約5〜7分程度に短縮できます。
【もずくの塩抜きにお湯を使う際のリスクと注意点】
インターネット上では「ぬるま湯を使うと早い」という情報も見受けられます。確かに30℃前後のぬるま湯を使えば分子運動が活発になり3分程度で塩分が抜けますが、40℃以上の熱湯を使用することは絶対に避けてください。
もずくの主成分である多糖類(ぬめり成分)は熱に弱く、高温にさらされると繊維が軟化してドロドロに溶け出してしまうためです。時短を狙う場合でも、必ず「人肌以下のぬるま湯(30℃前後)」にとどめ、短時間で引き上げることが鉄則です。