大学の真価が問われる出口戦略において、秋田県立大学は全国屈指のパフォーマンスを示しています。公式発表の就職実績データによると、学部卒業生の就職率は毎年98%〜100%という極めて高い水準を維持しています。
主な就職先として名を連ねるのは、日本を代表する製造業および先端テクノロジー企業です。秋田県発祥の世界的電子部品メーカーであるTDKをはじめ、トヨタ自動車、デンソー、アイシン、キヤノン、アルプスアルパイン、SUBARUといった大手機械・電機メーカーへ多くの卒業生を送り出しています。生物資源科学部においても、サントリーグループ、キユーピー、カルビー、クボタ、ヤンマーのほか、農林水産省や県庁・市役所の農業・林業・環境系技術公務員として確固たる実績を築いています。
また見逃せないのが、大学院進学率の高さです。システム科学技術学部では卒業生の約30%〜38%が修士課程へと進学します。学内の秋田県立大学大学院へ進む学生が多い一方、東北大学大学院や東京科学大学(旧・東京工業大学)大学院など、難関国立大学の大学院へステップアップ進学するルートも確立されています。学部段階で論文執筆や学会発表を経験できる実践的指導体制が、高度専門職としての市場価値を飛躍的に高めています。