五線譜が読めなくても即弾ける!エレキギター楽譜の読み方とTab譜の完全攻略法

五線譜が読めなくても即弾ける!エレキギター楽譜の読み方とTab譜の完全攻略法

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TAB譜初心者が最も陥りやすい落とし穴が、「フレットの数字ばかりを注視してしまい、リズムを無視して弾いてしまう」という現象だ。フレットの位置が完璧に合っていても、それぞれの音をどれだけの長さ伸ばすのかという「音価(音の長さ)」が狂っていると、原曲のグルーヴやメロディラインは完全に崩壊してしまう。

一般的な市販バンドスコアや教則本では、TAB譜の数字の下(または上)に五線譜と同様の「符尾(棒)」や「符頭(旗)」が描かれており、リズム譜の役割を果たしている。以下の基本ルールを抑えておく必要がある。

  • 全音符(4拍分):数字を丸で囲むか、下に棒のない長い線で示され、4拍分音を伸ばす。
  • 2分音符(2拍分):数字の下にシンプルな1本の垂直な棒が伸びている。
  • 4分音符(1拍分):数字の下に棒が伸び、符頭(黒丸相当)が付く。4拍子なら「1、2、3、4」の各拍で1回鳴らす。
  • 8分音符(1/2拍分):棒の先端に「旗」が1本付く、または隣り合う音符と1本の横線(連桁)で連結される。4分音符の倍の速さで刻む。
  • 16分音符(1/4拍分):棒の先端に「旗」が2本付く、または2本の横線で連結される。ロックやポップスのカッティングで多用される細かなリズム。
  • 付点音符:音符の横に「・」が付いている場合、元の音の長さの「1.5倍」伸ばす(例:付点4分音符なら1拍半)。
  • タイ(音を繋ぐ弧線):同じ高さ・フレットの音同士を結ぶ弧線。2つ目の音はピッキングせず、前の音をつなげて伸ばし続ける。

リズムの読解力を劇的に高めるコツは、いきなりギターを構えて弾き始めるのではなく、まず「口でリズムを歌う(ソルフェージュ的なアプローチ)」ことである。「タ・タ・ツ・タ」「タタタタ・タン」とメトロノームに合わせて手拍子や声でリズムを再現できるようになってから指を動かすと、脳内の情報処理負荷が分散され、演奏の精度が飛躍的に向上する。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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