地方局におけるテレビ番組表の検証において、アニメファンやコアな視聴者層が直面するのが「キー局同時ネット」と「遅れネット(時差放送)」のギャップです。大都市圏で話題の深夜アニメ作品について、鹿児島県内での地上波放送日程を調査すると、局ごとに異なる特徴が浮かび上がります。
MBCやKTS、KKBでは、特定の深夜枠において話題作の遅れネット枠を確保していますが、キー局の放送日から数日から数週間のタイムラグが発生するケースが少なくありません。SNS上では「ネタバレを回避するためにTVerやABEMAなどの配信を最優先で視聴し、地上波放送はコレクションとして録画保存する」というリアルなファンの声が多数見受けられます。
一方で、深夜帯における自社制作ローカル番組は根強い熱量を持っています。鹿児島の若手タレントやインフルエンサーを起用したグルメ・音楽・ストリートカルチャー番組は、全国ネット番組にはない「地元ならではの距離感」を提供しており、深夜帯の視聴率や公式YouTube・見逃し配信での二次展開で高いエンゲージメントを記録しています。