反復横跳びにおける最大の誤解は、「右に行って左に戻って1回」という往復単位のカウントを行ってしまうミスです。文部科学省の新体力テスト実施要項に定められた公式ルールでは、通過したラインの数そのものを積算していきます。
スタート位置は中央ラインを両足でまたいだ状態から始まります。合図とともに右(または左)のサイドラインへ移動し、ラインをまたぐか踏んだ瞬間に「1回」、中央ラインへ戻って「2回」、反対側のサイドラインへ到達して「3回」、再び中央ラインへ戻って「4回」と数えます。つまり、1往復を完全に完了した時点で「4回」と記録されます。
測定時間は20秒間であり、これを2回測定して記録の良い方を採用します。ペアで測定する生徒同士でカウント方法の認識がズレていると、本来「48回」の能力があるにもかかわらず、往復計算の勘違いから誤ったスコアが記録カードに記入されるトラブルが発生するため、テスト前の共通認識が極めて重要です。