表現者としてのジャンルが異なることも、二人の関係においてプラスに働いている。音楽というライブの現場で瞬間的なエネルギーを爆発させる森高と、カメラの前で緻密に役を作り上げる江口。日常の会話の中で、異なるクリエイティブな視点が交わされることは、双方にとって大きな刺激になっているはずだ。
お互いの作品やステージを観に行き、素直な感想を伝え合う。そこには甘えや妥協はなく、一人の表現者としてのリスペクトが存在する。家庭という安息の地でありながら、同時に知的な刺激を受け合える場所でもあるという環境が、彼らの表現力をさらに研ぎ澄ませている。