バブみとは?誤用で変化した本来の意味と「オギャる」心理の真実

バブみとは?誤用で変化した本来の意味と「オギャる」心理の真実

バブみとは?誤用で変化した本来の意味と「オギャる」心理の真実について押さえておきたい 事実を厳選して解説いたします。

「バブみ」の元ネタや語源は、2014年前後のTwitter(現X)や2ちゃんねる(現5ちゃんねる)を中心としたオタクコミュニティにあります。「赤ちゃん言葉の代表格である『バブー』」に、名詞化・形容詞化する接尾辞「み」(わかりみ、つらみ等)を組み合わせて誕生しました。

この感情のルーツとしてしばしば挙げられるのが、名作アニメ『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』におけるシャア・アズナブルの象徴的なセリフ、「ララァ・スンは私の母になってくれるかもしれなかった女性だ」という精神性です。年下や同年代の女性に対して母性を求め、全肯定されたいと願う男性心理は、長年オタクカルチャーの底流に存在していました。

ソーシャルゲームや深夜アニメに登場する面倒見の良い少女キャラクターに対し、日々の生活に疲弊したオタク層が「よしよしされたい」「すべてを許されたい」という感情を抱いたとき、その強烈な母性オーラを言語化したスラングこそが「バブみ」の原点でした。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。