『それいけ!アンパンマン』が保持する金字塔のひとつが、「単独のアニメーション・シリーズで最も多くのキャラクターが登場する作品」としてのギネス世界記録です。2009年にギネス認定を受けた当時の公式登録キャラクター数は1,768体(テレビアニメ第1話から第1000話、および劇場版20作までに登場したキャラクター)でした。
その後も週1回のレギュラー放送と毎年の劇場版公開によって新キャラクターがコンスタントに増え続けています。フレーベル館から刊行されている公式の『アンパンマン大図鑑 公式』やアニメ制作会社トムス・エンタテインメントのアーカイブデータを集計すると、2026年現在のキャラクター総数は2,300体以上に到達しています。
これほどまでにキャラクターが増え続ける理由は、アンパンマンの物語構造にあります。主人公たちが暮らす世界には日常のあらゆる「食べ物」や「道具」「動物」「自然現象」が擬人化されて暮らしており、毎回のゲストキャラクターが抱える困りごとを解決していくというエピソード設計が、無限のキャラクター創造を可能にしています。