Q1:スッポンではなくカメ(亀)ではダメだったのですか?
A1:諸説ありますが、スッポンの甲羅は一般的なカメのような硬い角質板のウロコ模様がなく、丸くて滑らかな革のような質感を持っています。満月の「つるりとした丸さ」と見立てる上で、甲羅が凸凹した亀よりもスッポンのほうが形状の類似性が高かったためと考えられています。
Q2:目上の人に対して「月とすっぽん」を使っても問題ありませんか?
A2:目上の人を「月」、自分を「すっぽん」に見立てて謙遜する文脈であれば失礼にはあたりません。ただし、目上の人と他の誰かを比較して「〇〇様とA社では月とすっぽんです」のように他者を貶める使い方は、品性を疑われるため避けるべきです。
Q3:英語で「月とすっぽん」を表現したい場合、どう言えばいいですか?
A3:英語圏では「形は似ているが質が違う」という発想の表現として「as different as chalk and cheese(チョークとチーズほど違う)」という有名なイディオムがあります。どちらも白くて丸い塊になり得ますが、食べるチーズと書くチョークでは全く異なるという英語圏ならではの対比表現です。単に天と地の差を言いたい場合は「like night and day(昼と夜のように違う)」が使われます。