味の素スタジアムを訪れるにあたり、事前のイメージと現場の実態でギャップが生じやすい盲点が2つ存在します。
誤解1:「アリーナ席=すべて当たり席」という思い込み
「アリーナ席が当選したから最高の視界が約束されている」と考えるのは早計です。味の素スタジアムは野球場とは異なり、フラットな長方形のグラウンドです。そのため、花道やバックステージが設置されないシンプルなエンドステージ構成の場合、アリーナ後方はステージから100メートル以上離れ、視界の傾斜もないためストレスを感じる来場者が少なくありません。アリーナ後方の場合は、厚底の歩きやすい靴を選んだり、双眼鏡を用意したりする自衛策が不可欠です。
誤解2:入場ゲートと最寄り駅の移動トラップ
味の素スタジアムには主に「メインゲート(ペデストリアンデッキ直結)」「バックゲート」「北ゲート」「南ゲート」が存在します。最寄り駅である京王線「飛田給駅」からは徒歩約5分の好アクセスですが、スタジアム敷地に入ってから外周デッキを半周して指定ゲートへ向かうまでに10分以上かかる場合があります。また、北側・南側の階段構造はイベント終了時に極度のボトルネックとなり、終演後の規制退場ではスタンドを出るまでに30分以上、飛田給駅の改札に到達するまでに1時間以上を要することが日常茶飯事です。混雑を避けたい場合は、西武多摩川線「多磨駅」へ徒歩約20分かけて迂回するルートも有効な選択肢です。