建設業界を揺るがした時間外労働の上限規制、いわゆる「2024年問題」の適用から2年が経過した。高砂熱学工業も例外なく、働き方改革の波にさらされている。かつては「現場に入れば土日なし、深夜残業は当たり前」とされた過酷な労働環境は、今どう変化したのか。
現場の声を聞くと、確かにDX(デジタルトランスフォーメーション)の導入や書類作業のアウトソーシングによって、無駄な拘束時間は減りつつある。しかし、工期が迫った大型プロジェクトの現場では、依然としてタフな働き方が求められるのが現実だ。要領よく業務をこなせない若手にとっては、今なお「体力的につらい」という意味で「やばい」職場であることに変わりはない。