遅刻時に多くの観客が直面するのが、「新宿駅の複雑な動線」と「劇場フロアでの手続きの焦り」です。ネット上では「遅れるとチケットが発券できなくなる」「ルミネ内は飲食物の持ち込みが禁止されている」といった噂が散見されますが、現場の事実関係を整理して誤解を解いておきましょう。
まずチケットの発券についてですが、劇場の入場ゲート手前に設置された自動発券機は終演まで常時稼働しています。FANYチケットや各プレイガイドで事前に予約決済を済ませている場合、QRコードや引き換え番号さえ手元にあれば、開演時間を1時間過ぎていても機械から紙チケットが出力されます。ただし、スマホの充電切れや通信制限でQRコードが表示できない事態に陥ると、窓口での本人確認に時間を要し、さらに数組のネタを見逃すことになるため、画面のスクリーンショットを事前に保存しておくのが鉄則です。
次に、観劇時の飲食持ち込みの評判とルールについてです。ルミネtheよしもとでは、客席内での飲食に対して比較的寛容な姿勢が取られていますが、無制限に何でも持ち込めるわけではありません。客席内では、ペットボトルや水筒など「完全にフタが閉まる飲料」の持ち込みが許可されています。一方で、強い匂いを放つファストフードや、ビニール袋をガサガサと鳴らすスナック菓子、アルコール類の過度な摂取は厳禁です。ロビーの売店で販売されている公式スナックや指定ドリンクであれば、安心して客席内に持ち込むことができます。
そして最大の盲点となるのが、新宿ルミネ2へのアクセスとエレベーターの待機時間です。劇場の公式案内では「JR新宿駅南口から徒歩1分」と記載されていますが、これは建物入口までの所要時間に過ぎません。劇場があるのはルミネ2の7階フロアです。休日の午後や商業施設のバーゲン期、夕方の混雑ピーク時には、低層階から乗る買い物客でエレベーターが満員通過を繰り返し、1階ロビーで5分以上足止めされるケースが日常茶飯事となっています。改札を出てから7階の入場口に立つまで、実際には最短でも5〜8分の移動バッファを見込んでおく必要があります。