ショウリョウバッタの飼育を成功させるには、ショウリョウバッタ 飼育ケース レイアウトにおいて「縦の空間」を意識した設計が不可欠です。メスの成虫は脚を含めると10cmを超える巨躯を誇り、幼虫期には足場にぶら下がって脱皮を行うため、体長の2倍以上の垂直クリアランスが求められます。
床材には、誤飲を防ぎ衛生を保ちやすいキッチンペーパー、または薄く敷いた昆虫マットが適しています。フンを毎日大量に排出するため、手入れのしやすさを優先するならキッチンペーパーを2〜3日おきに交換する方式が最も衛生的です。そしてケース内には、斜めに立てかけた小枝や、網戸用のネットを壁面に取り付け、自由によじ登れる足場を必ず設けてください。
また、多頭飼育で深刻化するのがショウリョウバッタ 共食い防止の課題です。草食性が極めて強いショウリョウバッタですが、エサが枯渇した際や、脱皮直後で外骨格が柔らかい仲間がいる場合、タンパク質と水分を求めて共食いを開始します。特にオスとメスを同居させていると、巨大なメスが小柄なオスを捕食してしまう事故が多発します。安全に長期飼育を楽しむためには、原則として「1ケース1匹」の単独飼育、または十分なエサを常時切らさない広小路なスペースの確保が必須です。