ネット上の情報には、ハウスメーカー選びを誤らせるいくつかの決定的な誤解が存在します。正しく認識しておくべき盲点を2点取り上げます。
1点目は、「ウッドショックが落ち着いたから木造の住友林業は大幅に値下げされているはずだ」という誤解です。木材の国際先物価格自体はピークアウトしているものの、2026年現在は円安基調の長期化、職人人件費の改定、断熱等級・省エネ基準の適合義務化に伴う高性能サッシ・断熱材の原価上昇が続いています。そのため、木材原価が下がった分は他部材の高騰によって相殺されており、全体の建築費が過去の水準まで値下がりすることはありません。
2点目は、「規格住宅フォレストセレクションは建売住宅と変わらない安普請ではないか」という偏見です。建売住宅との決定的な違いは、構造駆体に最高ランクのビッグフレーム構法がそのまま使われている点にあります。大地震時の耐震性や接合部の強度は同社の高級注文住宅と完全に同一であり、外壁の吹付塗装(シーサンドコート等)も選択可能です。「間取りの自由度」を対価として差し出す代わりに、トップクラスの構造品質と保証制度を割安に入手できるのが規格住宅の本質であり、決して安普請の代名詞ではありません。