「わらじかつ」という名称は、日本の伝統的な履物である「藁草履(わらじ)」の大きさに匹敵することに由来しています。公式のおしながきでも「ロースとんかつのほぼ倍の大きさ」と明記されており、皿一面を覆い尽くすビジュアルは圧巻です。
精肉段階における肉の正味重量は約200g。これにパン粉をまぶして油で揚げると、衣を含めたカツ単体で約260g〜280gに膨らみます。さらに、客席で店員が目の前で惜しみなく注ぎ込む「秘伝のみそだれ」が約80g加わるため、カツプレート単体だけでも350g前後の重量に達します。定食として提供される標準のご飯(約200g)、みそ汁(約150g)、キャベツを合算すると、総重量は750g〜800gという堂々たるデカ盛り水準になります。
栄養成分の観点から見ると、成人男性の1食あたりの摂取基準を大きく上回る数値を記録します。ロース肉の脂身、揚げ油、そして砂糖やみりんをブレンドした特製だれが重なり、定食全体の推定エネルギーは約1,550〜1,680kcal。成人女性の1日の推定エネルギー必要量の約8割、成人男性でも約6〜7割に相当する熱量を1食で摂取する計算です。