インターネット上の旅行情報やSNSのまとめ記事には、現場の事情を知らないがゆえの誤解や注意すべき盲点が散見される。散策当日に後悔しないために、以下の実態を把握しておきたい。
誤解1:「2.6kmだから簡単に端から端まで全区間歩ける」
地図上では「徒歩約35分〜40分」と表示されることが多いが、これは一度も立ち止まらずに早足で直進した場合の計算だ。実際には約600軒の店舗が並び、人混みを縫いながら買い物やテイクアウトを楽しむため、1丁目から7丁目まで歩くと実質2時間から3時間以上を要する。途中で足腰に相当な負担がかかるため、初心者は全区間踏破にこだわらず、「1〜3丁目(歴史・カフェ)」または「4〜5丁目(グルメ・酒場)」のいずれかに絞るのが賢明だ。
誤解2:「商店街だから年中無休で何時に行っても開いている」
天神橋筋商店街は巨大なショッピングモールではなく、個々の独立した商店の集合体である。そのため天神橋筋商店街営業時間定休日の傾向は店舗ごとに大きく分かれる。傾向として、火曜日または水曜日を定休日とする個人店が多く、日曜日休業の老舗も存在する。また、多くの飲食店では14:30〜17:00頃にアイドルタイム(中休み)を設けているため、天神橋筋商店街ランチを狙う場合は11:30〜13:30の入店を意識する必要がある。