大人は206個で赤ちゃんは300個?人間の骨の数と減る驚きの理由

大人は206個で赤ちゃんは300個?人間の骨の数と減る驚きの理由

大人は206個で赤ちゃんは300個?人間の骨の数と減る驚きの理由とはどんな影響があるのか? 専門的な分析を整理してお届けします。

Q1:赤ちゃんの約300個の骨は、何歳くらいで大人の206個にまとまる?
A1:一般的には、骨端線が閉じて骨格の成長が完全にストップする「18歳〜25歳頃」に206個へ収束します。頭蓋骨の泉門などは生後1〜2年で閉じますが、骨盤(寛骨)の完全な骨癒合は思春期後半、胸骨や鎖骨の完全な骨化は20歳を過ぎてから完了するため、長い年月をかけて徐々に大人の骨格へと移行していきます。

Q2:骨折して骨がくっついた場合、骨の数は増減する?
A2:適切に整復されて治癒(骨癒合)すれば、元の1本の骨に戻るため骨の数は変わりません。ただし、極めて複雑な粉砕骨折などで骨片が癒合せず分離したまま偽関節(ぎかんせつ)を形成してしまったり、逆に隣り合う別の骨同士が異常癒合してしまったりした場合は、機能的なカウントが変わる例外もあります。

Q3:大人になっても206個より骨が少ないケースはある?
A3:存在します。先天的に尾骨の数が少ない人や、手足の指の骨が癒合している先天性合指症のほか、加齢や重度の変形性関節症に伴い、隣り合う椎骨同士が骨棘によって連結・一体化し、解剖学的な可動骨としての数が減少するケースが挙げられます。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。