家庭用の普通紙プリンターやコンビニのネットプリントを使った、失敗しない最新のペーパードール作製手順を解説します。専用のラミネーター機器がなくても、ダイソーやセリアなどの100均で揃う「機械不要の手貼りラミネートフィルム」や「粘着剤付きマグネットシート」を用いれば、30分程度でプロ顔負けの強固なドールが完成します。
ステップ1:高品位用紙へのプリントと補強下地の選定
普通コピー用紙(約64g/m²)のままだと、接着剤の水分でシワが生じやすくなります。プリンターで出力する際は厚手マット紙(坪量120g/m²以上)を指定するか、普通紙印刷したものを厚紙(お菓子の空き箱やケント紙)にスティックのりでムラなく貼り合わせるのが平滑性を保つ秘訣です。
ステップ2:マグネットシートを活かした「爪なし衣装」の作製
衣装データに印刷されている「折り爪」の突起部分は、ハサミを入れる段階ですべて切り落として輪郭線ぴったりにカットします。その後、裏面に粘着テープ付きのマグネットシートを貼り付けます。この際、全身にベタ貼りするのではなく、胸元と腰回りなどの重要接点に小さくカットしたシートを配置すると、服全体の重量が軽くなり、重ね着(トップスの上にジャケットを羽織る等)の磁力干渉を防ぐことができます。
ステップ3:手貼りラミネート加工による表面保護のコツ
表面に皮脂や湿気がつくのを防ぐため、切り抜く前のシート全体に手貼りラミネートフィルムを空気を抜きながら密着させます。定規やスキージーを布で包み、端から一定のスピードで滑らせると気泡が一切入りません。ラミネートした後に外周を1〜2mmの余白を残してカットすると、断面から水分が侵入して紙が剥離するトラブルを永久に防止できます。