畳の上にフローリングシートは危険?カビ後悔を防ぐ対策と原状回復

畳の上にフローリングシートは危険?カビ後悔を防ぐ対策と原状回復

畳の上にフローリングシートは危険?カビ後悔を防ぐ対策と原状回復とはどんな影響があるのか? 詳しい意味を整理してお届けします。

結論から言えば、通気対策を怠ったまま畳の上に密閉性の高いシートを直敷きする行為は極めて危険です。ネット上で散見される「数カ月後にめくったら一面が緑色のカビで覆われていた」という告白は、決して誇張された都市伝説ではありません。

い草で作られた畳床は、部屋の湿度が高いときに湿気を吸い、乾燥すると吐き出す天然のエアコンのような働きを持っています。1畳あたり約500mlの水分を蓄える能力があると言われていますが、その上に通気性のない塩化ビニール(PVC)製のフローリングシートやクッションフロアを隙間なく密閉すると、湿気の逃げ場が完全に遮断されます。

畳内部に閉じ込められた水分は、季節の温度差によってシート裏面で内部結露を引き起こします。温度20〜30度、湿度70%以上という条件下では、わずか数週間で黒カビや青カビのコロニーが急激に拡大します。さらに、そのカビをエサとするチリダニやチャタテムシが爆発的に繁殖し、畳フローリングシートダニ発生の真相として知られるアレルギー疾患や皮膚炎のトリガーへと発展するのです。見栄えの良さの裏側で、目に見えない衛生クライシスが足元から進行していく構造を理解しなければなりません。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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