企画が産声を上げたのは2010年11月のことでした。当初はスポーツが苦手な芸人たちが自らのコンプレックスを語り合うトーク中心の構成でしたが、別撮りの検証VTRが公開されるや否やスタジオは騒然。人間の関節や重力の法則を無視したかのような動きが爆発的な笑いを生み、番組屈指の大型キラーコンテンツへと急成長を遂げました。
番組を牽引してきた運動神経悪い芸人の歴代メンバーは、単に運動が苦手なだけでなく、それぞれが唯一無二の「身体的個性」を持っています。
企画の絶対的エースとして君臨し続けるのが、フルーツポンチの村上健志です。膝の関節がまったく曲がらない独特のプレースタイルから「ヒザ神」の異名を取り、すべての動作がスローモーションのようにぎこちないフォームは毎回ハイライトを飾ります。
さらに、ツッコミの切れ味とは裏腹にボールの軌道予測が極端に苦手なフットボールアワーの後藤輝基、独特のステップで周囲を混乱に陥れるサバンナの高橋茂雄、俊敏性皆無の動きで哀愁を漂わせる笑い飯の西田幸治やナイツの塙宣之など、実力派芸人たちがズラリと顔を揃えています。
近年では、ゴールデンボンバーの歌広場淳や元乃木坂46メンバーなど、芸人の枠を超えたゲストの参戦も定着しました。運動ができないことを卑屈にならず、真剣に取り組む姿が視聴者の共感を呼び、幅広い層に支持されています。