番組を語るうえで欠かせないのが、切なくも爽快な青春群像劇を彩るテーマソングの存在です。初期から現在に至るまで、番組制作陣が仕掛けるオープニング曲の経緯を辿ると、常にその時代を象徴するポップアイコンやネクストブレイク確実な気鋭のミュージシャンが抜擢されてきた事実が浮き彫りになります。
番組初期の熱気を決定づけた足立佳奈の「私今あなたに恋をしています」や、高校生の夏を象徴するアンセムとなったMrs. GREEN APPLEの「青と夏」「点描の唄」は、今なおファンの間で伝説的なナンバーとして語り継がれています。その後も、幾田りらの「スパークル」やSEKAI NO OWARIの「Romantic」、緑黄色社会の「キャラクター」など、キャッチーなメロディラインと胸を締め付けるリリックを持つ楽曲が次々と採用され、音源としてのバズを確立していきました。
また、本編のクライマックスや告白シーンを盛り上げる挿入歌の果たす役割も極めて大きく、Tani YuukiやSaucy Dogといったエモーショナルなシンガーソングライターのバラードが、視聴者の涙腺を刺激すると同時にSNSでのBGM利用を加速させました。番組の公式プレイリストは各種サブスクリプションサービスでも上位を独占し、ティーンの間では「今日好きで使われた楽曲を聴けば最新のポップミュージック潮流がわかる」とまで評されています。