予科練の歌の真相と若鷲の歌誕生秘話|七つボタンに宿る青春の光と影

予科練の歌の真相と若鷲の歌誕生秘話|七つボタンに宿る青春の光と影

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現在でも多くの人が「予科練の歌」と呼んでいますが、音楽史および公的レコード原盤における正式な楽曲タイトルは『若鷲の歌』です。

では、なぜこれほどまでに「予科練の歌」という別名が定着したのでしょうか。その理由は、歌詞の冒頭が「若い血潮の 予科練の」という強いインパクトで始まる点にあります。戦時中からラジオ放送や大衆の間では「予科練の歌」という俗称で呼ばれることが多く、戦後に出版された歌集や昭和歌謡全集、カラオケ機器の曲名登録においても副題や通称として併記された結果、両者が同一視されるようになりました。

なお、海軍飛行予科練習生に関連する軍歌・隊歌には、1938年(昭和13年)に制定された『予科練歌』(作詞・福島寛二、作曲・江口夜詩)など別の公式隊歌も存在します。しかし、大衆文化として日本中に浸透し、戦後も広く歌い継がれたのは、古関裕而が作曲した『若鷲の歌』でした。

斉藤 蓮
著者

斉藤 蓮

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