龍神NIPPONの攻撃と精神的支柱を担うのが、石川祐希、髙橋藍、西田有志の3名です。2024年のパリ五輪激闘を経て、彼らが辿り着いた現在のプレースタイルとチーム内での機能性は、かつてない高みに到達しています。
石川祐希は、イタリア・セリエA屈指のメガクラブであるペルージャに所属し、日常的に世界トップランカーと鎬を削っています。記者会見や現地メディアの取材で語っている通り、「自分が得点を取ること以上に、チーム全体のオフェンス効率を最大化する判断」を研ぎ澄ませており、相手ブロッカーの手の出し方に応じたワンタッチ狙いやフェイントの技術はまさに職人芸の域です。
髙橋藍は、イタリアでの武者修行を経て日本のSVリーグへ復帰後も、守備と攻撃のハイブリッド能力をさらに拡張させています。後衛に下がってもリベロ同等のレシーブ範囲をカバーしつつ、ファーストタッチから自らバックアタックへ入るスピードは世界最速クラス。SNSや海外ファンからも「最も完成されたバレーボール選手の一人」と称賛されています。
そして、チームのエナジャイザーである西田有志。怪我や体調不良を乗り越えた現在は、肉体改造とフォームの最適化によって持続的なハイパフォーマンスを実現しています。最高到達点350cmから繰り出されるノータッチエースは、劣勢のセットを一気にひっくり返す破壊力を秘めています。