交通機関の混乱を最小限に抑えるためには、個人の工夫だけでなく、雇用側である企業の柔軟な対応が欠かせない。交通機関が止まる可能性が高い場合、前日の時点で「原則在宅勤務」や「出社見合わせ」を即座に指示する企業が増加している。
万が一、業務上の理由で出社が必要な場合でも、安全確保が最優先だ。従業員が無謀な通勤を強行して事故に遭った場合、企業の安全配慮義務が問われる時代となっている。台風の進路予想が出た段階で社内の連絡網を稼働させ、各自が安全な場所で待機できる体制を整えておくことが、組織全体のリスク軽減につながる。