メディアからの執拗な追及やゴシップに苛まれる時期を経て、彼が選んだのは流行を追う商業映画からの意図的な距離感だった。インディーズ映画への出演やバンド活動、独自のWebメディア立ち上げなど、自分のペースでクリエイティビティを発揮する場所を模索し続けた。そうした長い試行錯誤の末、大きな転機が訪れる。
世界的な大ヒットドラマ『アメリカン・ホラー・ストーリー』シーズン10への出演である。ここで彼は、怪しげで屈折した魅力を放つキャラクターを怪演し、批評家や視聴者から絶賛を浴びた。子役時代の「ケヴィン」という強烈なパブリックイメージを自らの演技力で払拭し、ハリウッド映画界やドラマ界における唯一無二の実力派アクターとして劇的な再評価を獲得した瞬間だった。