外見が酷似している「鮭いくら」と「鱒いくら」ですが、プロでなくともいくつかのポイントを押さえれば簡単に見分けることが可能です。
もっとも分かりやすい判別基準は「粒の大きさ(直径)」です。一般的な白鮭のいくらは直径約5〜8ミリメートルと大粒で存在感がありますが、鱒いくらは直径約3〜5ミリメートルと一回り小粒です。口に含んだ際、鮭いくらは皮の弾力とともにジュワッと濃厚な脂と出汁が広がりますが、鱒いくらは小粒ながらも甘みが強く、ねっとりとした舌触りが際立ちます。
価格面では、漁獲量や粒の希少性から鮭いくらの方が高値で取引され、鱒いくらは比較的手頃な価格で入手できます。近年は北海道をはじめとする国内産秋鮭の水揚げ量減少に伴い、鮭いくらの相場が高騰しているため、代替品として高品質な鱒いくらを積極的に採用する外食チェーンも増加傾向にあります。