医療機関では、腰痛患者を診察する際に重大な脊椎疾患や内臓疾患を鑑別するための警告兆候として「レッドフラッグサイン(赤信号)」を厳格にチェックします。単なる腰の重だるさだけでなく、全身症状が伴っている場合は悪性腫瘍の可能性を強く示唆します。
特に注視すべきは、無理なダイエットをしていないにもかかわらず半年間で体重が数キロ減少している状態です。がん細胞が身体のエネルギーを奪うことで衰弱が進むため、原因不明の体重減少と持続的な腰痛の併発は即座に医療機関へ駆け込むべき強い警告です。さらに、微熱が続く、寝汗を大量にかく、排尿・排便のコントロールが効かなくなるといった神経症状が現れた場合、一刻の猶予も許されません。