戸建ての購入や注文住宅の新築を検討する際、資金計画の要となるのが延床面積の坪数計算と坪単価の算出です。
延床面積とは、建物の各階の床面積を合計した数値を指します。設計図に「延床面積 105㎡」と記載されている場合、坪数への換算は「105 × 0.3025 = 約31.76坪」となります。
そして、建築コストを比較する指標として使われる坪単価の基本計算式は次の通りです。
・坪単価 = 建物の本体価格 ÷ 延床面積(坪数)
ここで見落としがちなのが、ハウスメーカーによって「延床面積」ではなく「施工面積」で坪単価を提示しているケースがあるという点です。
建築基準法上の延床面積には、バルコニー、吹き抜け、小屋裏収納、玄関ポーチなどは原則として含まれません。一方、実際に工事を行う範囲を示す施工面積にはこれらが算入されるため、延床面積よりも数値が大きくなります。
同じ建築費2,400万円の住宅でも、延床面積30坪で計算すれば「坪単価80万円」ですが、施工面積35坪で割ると「坪単価約68.5万円」と割安に見えてしまいます。見積もりを比較する際は、分母が法定の延床面積になっているかを必ず確認してください。