蜂の子の食べ方として最も親しまれているのが、醤油と砂糖、みりんでじっくり炒り煮にする「佃煮」です。家庭で作る際も、下茹でしてアクを抜いた蜂の子を調味料とともに弱火で煮詰めるだけで、保存性の高い絶品料理に仕上がります。ご飯に混ぜ込んで炊き上げる「蜂の子ご飯」も、滋味深い出汁が米一粒一粒に染み渡るおすすめの食べ方です。
一方、山間部の採取現場などで語られる「生の蜂の子」について、安全面からの注意が必要です。自然界の昆虫には寄生虫や食中毒菌が付着しているリスクが常に潜んでいます。生食は極めて鮮度が高い獲れたてを現地で処理する例外的なケースに限られ、一般流通しているものを生で食べるのは厳禁です。必ず中心部までしっかり加熱処理を施して味わうのが鉄則です。