彼女の認知度を一気に押し上げたのは、2010年代半ばから後半にかけて放送されたサスペンスドラマや群像劇でした。主演を支えるキーパーソンとして登場し、セリフの少ない場面でも視線一つで緊張感を高める芝居が業界内外で話題を呼びました。
女優有紀出演ドラマの数々では、家庭内に闇を抱える母親役や、主人公の過去を知るミステリアスな隣人役など、複雑な内面描写が求められる難役を多数担当。また、女優有紀映画代表作として挙げられるインディペンデント系長編映画では、国内外の映画祭に出品され、批評家筋から「スクリーンに映るだけで空気感を変える稀有な存在」と絶賛を浴びました。
当時のインタビューで本人は「台本に書かれていない余白の部分をどう生きるかが俳優の仕事」と語っており、商業的なヒットチャートだけでなく、作品の完成度を徹底して追求する姿勢を一貫して崩していません。